寺島中学校の研究
更新日:2026年8月6日
令和8・9年度墨田区教育委員会研究協力校 墨田区立寺島中学校の研究
研究主題 「生徒の非認知能力の育成」 〜生徒が「主語」の主体的な活動を通して〜
墨田区教育委員会の指定を受け、2年間の校内研究を行うにあたり、私たちは日頃の生徒たちの様子から課題を探り、寺島中学校として最も大切にしたいことは何かについて考えました。その中で、次期学習指導要領のキーワードについて確認し、すみだ教育研究所の「学力向上新3カ年計画」についての理解を図る時間をもち、今生徒たちに身に付けさせたい力を「主体性・当事者性」として、生徒が「主語」になる主体的な活動を通して、生徒の非認知能力を育成していくことにしました。
令和8、9年度墨田区教育委員会研究協力校 研究構想図

研究だより
たより第4号(8月6日発行)
今回の記事は、7月の校内研修で講師をお願いした法政大学教授・辻本昭彦先生にご紹介いただいた『自己肯定感』を育むということについてをもとにお届けします。夏休み中ではございますが、ご家庭でも一緒に考えてみていただければと思います。
たより 第3号(7月7日発行)
今回の記事は、生徒アンケート結果です。非認知能力の高め方や0秒思考をやってみて思ったこと、身に付いたことを書いてくれました。
また、下校の見守りの際、何人かの生徒に今年度の本校の研究主題は何ですか。と尋ねてみました。6割の生徒が「非認知能力・主体性」と答えることができていました。今後も引き続き、非認知能力をはぐくみ、社会に出て幸せに人生を送ることのできる生徒を育成していきます。(研究主任)
たより 第2号(6月10日発行)
第2号です。生徒に「賢い人」「尊敬される人」「社会貢献できる人」とアンケートしました。結果です。ご覧ください。(研究主任)
たより 第1号(5月21日発行)
校内掲示
第2弾。生徒に問いかけてみました。主体性とは?状況把握能力・自制心を身に付けた行動とは?について理解が深まればいいなと思います。(研究主任)
生徒が見て考えてくれるといいなと思います。
職員一人一人がアイディアを出し合えればいいなと思います。
メタ認知力向上の取組「0秒思考」


『0(ゼロ)秒思考』
「どう書く?」「何を書く?」ではなく、とにかく今頭の中にあるもの(思いや考え=「思考」)を、目の前にある紙に書き出してみる。頭の中にある思いや考えを「ことば」にして、書き出してみると、そこには自分の頭の中身が現れます。「思考」が可視化されるわけです。
この実践を紹介しているのが、上の本を書かれた相馬亨氏(墨田区立第三吾嬬小学校主任教諭)で、相馬氏自身は、赤羽雄二氏の著書『ゼロ秒思考』(右)から得た実践だと紹介されています。
書くのが苦手、という子はたくさんいますが、この取組を通して、書くことそのものの苦手意識がなくなるだけでなく、自分の思考を可視化するということによりメタ認知能力が高まるという報告があります。本校の非認知能力の育成に効果的な取組と考え、今年度から少しずつ始めてみることにしました。
令和8年5月15日(金曜日)
本日より、非認知能力育成の取組として「0秒思考」を開始しました。今日は、1年生と5組で取組を開始しました。
令和8年5月20日(水曜日)
今日から2年生でも「0秒思考」の取組が始まりました。
令和8年5月22日(金曜日)
先週スタートできなかった3年生も、今日からいよいよ取組をスタートさせました。今日は「運動会」。
今年度の研究推進(令和8年度)
第4回校内研究全体会 法政大学教授・辻本昭彦先生「自己肯定感から生まれる『主体性』の育て方」
辻本昭彦教授
令和8年7月28日(火曜日) 第4回校内研究全体会
「自分って意外とすごいじゃん! 自己肯定感から生まれる『主体性』の育て方」
講師:法政大学生命科学部生命機能学科 教授 辻本昭彦先生
1 自己紹介
2 WS(1) 自己紹介と「いいとこさがし」
・3,4人のグループで、それぞれの自己紹介(例:「7月までの授業で一番良かったものは?」)を行う。
・聞いた話と、普段の様子などから見て思う、その人の「良さ」について、短冊状の用紙にお互いに書き合う。
・他の人が書いてくれた自分の「良さ」を見て、感じたことを話す。
→ 自分の良さは、自分ではなかなか見えないもの。「いいとこさがし」で、ありのままの自分を受け入れることができる。
3 WS(2) 「ダイヤモンド・ランキング」 正解のない問いに、協働して解(価値)を見いだす
・10枚のカードに書かれた情報を、自分が考える重要度でダイヤモンド型に並べてみる。
・最上位のカードと、除外されるカードが出てくる。
・なぜそのようなランク付けをしたのか、自分の根拠を考える。
・3,4人のグループで、結果を公表し合い、グループ内で話し合って、グループのダイヤモンド・ランキングを完成させる。
・別のグループの出した結論と意見を戦わせる。
4 非認知能力の一つ「自己肯定感」の大切さについて
・ウイリアム・ジェイムズの公式 「自己肯定感」 = 「要求(理想・周囲からの期待)」分の「達成(実際の成績・成功)」
・分母になる「要求」が高すぎる「インポスター症候群」と「要求」そのものが低い「ダニング・クルーガー効果」
・「達成」/ 「要求」の比率を適正化することこそ、真の教育的支援になる。
5 「自己肯定感なくして主体性は生まれない」
令和8年7月28日(火曜日)第4回校内研究全体会での、法政大学教授・辻本昭彦先生のワークショップの模様をお届けします。
第3回校内研究全体会 PBL(探究型課題解決学習) 主体的・対話的で深い学びをどう実現するか
S教諭の先進校視察報告
令和8年7月15日(水曜日)
1 研究推進先進校視察報告 (S教諭)
○横須賀市立長浜中学校「授業祭」の報告
○見てきた授業について
○担当の先生への質問とその答え
○感想
2 「主体的・対話的で深い学びをどう実現するか」 (校長)
○教師主導の「一斉指導」とは?
○生徒主体の学習
・(単元内)自由進度学習
・反転授業
・「教えない授業」
・PBL (探究型課題解決学習)
3 横須賀市立長浜中学校 1年・数学PBL (令和7年1月)
長浜中1年生の数学の授業の様子を見て、PBLとは何かを考えました。
主体的・対話的で深い学びをどう実現するか(PDF:158KB)
自由進度学習や「教えない授業」など、教師主導の一斉指導からの脱却を図るための方法を考えました。長浜中で見てきた「学習リーダー」による授業の進行を支える「学習課程」という考え方について、実際の授業の様子を見ながら学びました。
第2回校内研究全体会 「評価」について(OPPA論)
令和8年6月10日(水曜日)
第2回校内研究全体会
1 研究主任より
・研究構想図の完成と説明
・研究推進のデータ保存について
2 ワークショップ 「評価について」
・「評価」とは?
・令和の日本型学校教育に求められる評価のあり方
・OPPA(1枚ポートフォリオ評価)論について
・(番外)今後の定期テストのあり方について

令和8年6月10日(水曜日)第2回校内研究全体会資料
令和8年5月13日(水曜日) 第1回校内研究会
第1回校内研究全体会
1 研究主任より
・教職員アンケートの結果、研究テーマの決定について
2 校長より
・2年間の研究推進構想について
3 ワークショップ
・「非認知能力」とは?
・社会人基礎力〜3つの能力と12の能力要素(経済産業省)〜
4 副校長より
生徒が「主語」となる、主体的な学習

「生徒主体の学び」とは何か? 私たちは、この研究を通して、これまでの教師主導の学習スタイルからの脱却を目指しています。『主体的な学び」のポイントは、まず、生徒自身による「選択」「決定」があるかどうか。全員が黒板の方を向いて座って、教師主導の一問一答式一斉指導をやめてみるところから始めています。
PDF形式のファイルを開くには、Adobe Acrobat Reader DC(旧Adobe Reader)が必要です。
お持ちでない方は、Adobe社から無償でダウンロードできます。
Adobe Acrobat Reader DCのダウンロードへ
