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第三吾嬬小学校
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開校145周年記念特集

更新日:2021年3月25日

開校145周年記念式典   

令和2年12月5日(土曜日)、第三吾嬬小学校は開校145周年を祝う式典を行いました。


感染症拡大防止のため、児童は6年生のみの参加


国歌もピアノ伴奏のみ


来賓 教育委員会・S委員様


来賓 同窓会長・区議会議長 H様


PTA会長祝辞 K様


記念品贈呈 実行委員長・PTA会長 +FSさん


児童代表 ASさん、OMさん


1〜5年生は各学級で式典にリモート参加

校長式辞


町の人たちの熱い思いで生まれた学校です

145年。何と長い年月でしょう。
 今日は、開校145周年のお祝いに、皆さんが今いかに素晴らしい学校で学んでいるのかというお話をします。皆さんに、第三吾嬬小学校をもっと好きになって、誇りを持ってほしいと思っています。
 145年。本当に、何と長い年月でしょう。
 皆さんの中には、お父さん・お母さんが三吾小の卒業生だ、おじいさん・おばあさんも三吾小に通っていたという人もあるでしょう。でも、145年前というのは、皆さんのお父さんお母さんの、親の親の親の親、ひいひいひいおじいさん・おばあさんたちが子供の頃のことなんです。
 第三吾嬬小学校のもととなる「江幡学校」というのがこの町につくられたのが、明治8年のことです。それまで長く続いた江戸時代−ちょんまげを結って、わきに刀を差していた侍、武士が支配していた世の中が終わって、まだたったの8年しかたっていませんでした。
 江戸時代までの日本は、武士、町人、百姓というように、生まれたときから、その人の職業が決まっていました。武士の子に生まれたら、武士、農民の子に生まれたら農民になるのが当たり前の世の中でした。
 そんな江戸時代が終わり、明治という新しい時代が幕を開けました。新しい時代では、武士など、特定な身分の人たちが権力をもつのではなく、国民がみんなでよく話し合っていろいろなことを決めていく、「民主主義」という考え方が始まった時代でした。しかし、そうは言っても、一般の人にとって、新しい時代になって何が変わったのかは、はじめは、あまりよく解らなかったのではないかと思います。
 そんな明治の初めに、今日本の1万円札に描かれている福沢諭吉という人が「学問のすすめ」という本を書いて「これからの時代は、自分で頑張ればどんな職業にも就けるようになるし、自分の生き方を選べるようになるんだよ。そのためには、学問が必要なんだ。勉強を頑張って、見識を高めた人が出世する世の中に変わるんだよ。だから、みんな、しっかり学問をしなさい。」という、まったく新しい考え方を紹介したんです。
 明治8年。皆さんが生活しているこの八広の町は、田んぼや畑ばかりで、まだ家が36戸しかなかったそうです。みんな農民でした。でも、この地域に住んでいた森田よしろうという方が、「そうだ。新しい時代が始まったんだ。これからは誰もが学問を修めて、自分の生き方を決められるようになったんだ。だから、この村の子供たちにも、ちゃんとした教育を受けさせて、立派な人になってもらおう。」と決意して、教育者・江幡信楯先生を呼んできて造ったのが、皆さんの学校の始まりなんです。
 その後も、日本は様々なつらい経験を乗り越えて、今のように発展してきました。この町の人たちは、いつの時代にも学校を大切に守り、子供たちの教育を絶やさないように、支え続けてくれました。みんなが今学んでいる、第三吾嬬小学校というのは、この町の人々の熱い思いから生まれ、熱い思いに支え続けられてきた、素晴らしい学校なんです。
 この145年間に、1万4千189人の人が本校で学び、巣立っていきました。皆さんはそれにつづく515人になります。現在、第三吾嬬小学校では、教育目標 「自立 自ら学び、考え行動する人 共生 思いやりをもち、共に生きる人 健康 しなやかで丈夫なこころとからだをもつ人」の実現に向けて、みんなで頑張っています。皆さんは、栄えの歴史を受け継ぎ、良き校風を守り、第三吾嬬小学校で学んだことを生かして、明日の日本の明るい力となって、将来、世界で活躍できる人になってください。
 ご来賓の皆様、保護者の皆様。本日はお忙しいところ、またコロナ禍の大変厳しい中で、本校の開校145周年記念式典にご参列を賜り、誠にありがとうございました。今、子供たちにお話ししましたように、この145年の本校の歴史の中で、皆様こそが、今三吾小を支えていただいている方々です。本校を巣立つ子供たちが、いつか社会人となり、今度は自分たちが町の希望であるこの学校を支える人となってくれることを堅く信じておりますが、それまでは、本校の教育活動に変わらぬご支援を賜りますようよろしくお願いいたします。
 結びに、本日ここに集うすべての人々、本校を支えるすべての皆様の健康とご多幸をお祈りし、第三吾嬬小学校が150年、200年とさらに発展していくことを祈念して、式辞といたします。
    令和2年12月5日
            墨田区立第三吾嬬小学校   第25代校長    川中子 登志雄

"The Address for The 145th Anniversary of Our School Foundation" by Principal Kawanago Toshio


6年生は大変立派でした

One hundred and forty-five years... What a long period of time!
Today, I'm going to talk about what a good school you're learning at as a celebration of the 145th anniversary of our school's foundation.
One hundred and forty-five years... What a long period of time, indeed!
Among you, fathers and mothers of yours graduated from our school, and even so did your grandparents. Yet, 145 years ago, your parents' parents' parents' parents' parents went to our school.
Ebata School, which was the predecessor of Daisan-Azuma Elementary School, was established in the 8th year of the Meiji Era, in 1875. It was only 8 years after the ending of the Edo Era, Samurais, the warriors who wore a topknot on their head and wore a sword on their waist governed the country.
In the Edo Era, one's occupation was decided from their birth; it was natural that a samurai's son became a samurai, and a farmer's son became a farmer.
After such a period ended, a new period, the Meiji Era, started. During the Meiji Era, a specific like the Samurai did not have the power, but all the citizens discussed how to govern the nation. Democracy started. However, I guess ordinary citizens didn't understand what had changed in the new Era at first.
Then, at the beginning of the Era, Fukuzawa Yukichi, whose portrait is now on our 10,000 yen bill, wrote a book, "Gakumonno Susume (Recommendation of Studying)." In the book, he introduced a brand-new idea to all Japanese people in those days: "You can get any job and choose your life by yourself from now on. You need to study for that. The new period has come, in which the one who studied hard and got considerable self-respect will succeed. So, you should study hard!"
Imagine the town of Yahiro then, where you live now, was all rice fields and plowed fields, and there were only 36 houses in the village. Everyone was a farmer. Yet, a man named Morita Yoshiro, who lived in the village, made up his mind to establish a school for the children, saying, "Yes, a new period has begun! From now, anybody can choose his/her own life after studying. Let's give a good education to our children in our village and make them great people!" That was the beginning of your school.
After that, Japan overcame a lot of hardships and has developed like this. For those years, the townspeople supported the school and tried hard not to stop education. Daisan-Azuma Elementary School is a school born by the warm heart of the townspeople and has been supported by the people's warm heart.
In these 145 years, 14,189 people studied and graduated from this school. You, 515 students, are the followers after them. Now, we are trying hard to achieve our school educational goals; Independence. A person who learns, thinks, and acts independently. Living Together. A person who lives together with empathy. Health. A person who has a supple and strong mind and body. I hope you take over its history and protect the school tradition. I hope you'll be a bright power of Japan's future and become active in the world.

Dear honorable guests and parents, thank you very much for attending this ceremony of the 145th anniversary of the school's foundation. Like I just said to students, you are the very people who have supported our school education right now, in our school's history. I believe these students will someday become the school's supporters, the hope of our town, after you. Until then, I would like to ask for your unchangeable support for our school.

Lastly, I wish health and good luck to the people gathering here and to all the supporters. I wish for more development of Daisan-Azuma Elementary School, at 150 years and 200 years old!

      December 5th, 2020
                            Kawanago Toshio
                            The 25th principal of Daisan-Azuma Elementary School, Sumida City, Tokyo

開校145周年記念 俳句 児童作品の部・一般の部

第三吾嬬小学校は今年、開校145周年記念の年を迎えました。周年記念行事や式典の準備の様子をお伝えします。


145周年記念事業実行委員会の皆様

令和2年11月28日(土曜日) 式典リハーサル、記念品準備、オンライン序幕式撮影、沿革史入れ替え
 145周年記念事業実行委員会の皆さんが総出で集まり、朝から来週行われる式典のリハーサルが行われました。来賓の皆様を温かくお迎えするために、みんなで知恵を出し合いました。
 その後、それぞれの係ごとに記念品の袋詰めやオンライン序幕式の撮影が行われました。
 午後には、中央玄関に掲示してある145周年の沿革史を新しいものと入れ替える作業を行いました。明治から令和までの年表に入れ替わりました。
ありがとうございました。


来賓役の方の受付の練習


6人がかりで壁から下ろし、中を入れ替えました。


花火の制作

令和2年11月18日(水曜日)
子供たち、教職員、みんなで折ったダリヤを使って、145周年記念の大花火を制作しました。体育館後方の壁は、140周年の木から145周年の花火に生まれ変わりました。


三吾花火(右)


三吾花火(左)


養生してあります

令和2年11月16日(月曜日)
最後の仕上げも終わり、取り付け工事は完了しました。12月5日の式典で「オンライン序幕式」を行うまで、しばらく汚れないように養生しておきます。


連休中に校章が取り付けられました

令和2年11月4日(水曜日)
 体育学習発表会後の3連休中に工事が進められ、新しくよみがえった校章が所定の場所に取り付けられました。乾燥も終わり、後は壁や取り付けた部分の塗装をするまでです。


あとは壁などの塗装で完了

きれいになった校章の取り付け作業が始まりました


30キロほどある校章を取り付けるための作業

校章がよみがえりました!

校章の修復作業が完了しました。校歌の2番に出てくる「実り豊かな稲の穂の光る校章 我らの誇り」が完成しました。


昭和46年3月の寄贈者名と


令和2年の寄贈団体名

実行委員会だより


序幕式の準備

令和2年11月21日(土曜日)
今日は各部に分かれて、2週間後に迫った式典に向けての準備・打ち合わせを行っています。玄関では新しくなった校章の序幕式の準備、リハーサル、会議室では会計の会議、家庭科室では記念品の配布準備を行っています。


会計の打ち合わせ


記念品の配布準備

令和2年10月10日(土曜日) 第5回実行委員会


集会室にて

令和2年10月10日(土曜日) 午後1時30分〜2時20分
 今日の実行委員会では、各部会のこれまでの進捗状況の確認と、検討事項についての協議を行いました。子供たちへの記念品なども決定しました。

令和2年9月4日(金曜日) 第4回実行委員会

9月4日(金曜日)午後7時〜8時
 第4回の実行委員会が行われました。今回は、実行委員会の設立に関する趣意を全員で確認し、今後の記念事業の運営について共通理解を図りました。実行委員会の組織は、PTA会長のKさんを実行委員長に、これまでの歴代PTA会長である顧問の皆さんと学校の副校長が副実行委員長になって、各担当ごとに委員の皆さんを割り振りしました。
 本校いきいきスクール運営委員長のKさんが、アドバイザーとしてご参加くださり、いろいろと貴重なご意見を聞かせていただきました。
 これから、12月5日の周年記念式典までの予定を確認して、第4回の実行委員会を終了しました。


集会室にて


実行委員の皆様

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